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空とぶひこうき!ブンブブーン
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辺境・近境 (新潮文庫)

評価:
村上 春樹
新潮社
¥ 500
(2000-05)
今度の3月にちいと海外に旅行に行こうと考えているのですが、
その気分を盛り上げる、というために村上先生が旅行記を出していたので読。
行った場所一つが一話という形式になっているのだけれど、
海外・国内・海外・国内
の話という風になっている。多分、最後に書かれている
辺境の消滅した時代にあっても、自分という人間の中にはいまだに辺境を
作り出せる場所があるんだと信じることだと思います。

というのを反映しているんだと思う。つまり、遠い近いの問題ではもうなくなってしまっている。
アメ横だって、辺境ってなりうるかも。まぁ、これは僕の偏見。


僕が村上作品にのめりこむ一つの要因は、昨日も同じようなことを書いたけれど
シンパシーを感じる文章がある、ってことが大きいかと。
ほぼ、どの本もそういうくだりを含んでます。

んで、今回は
『僕は確固としたというよりはむしろあやふやな人間であり、恒久的というよりはむしろ一時的な人間であり、正確というよりはむしろ不正確な人間である。』
という文です。
これは、メキシコの観光地の印象を筆者が述べたときに、一般的に言われていることと
かなり違っていたため筆者がフォローとして入れた文章。

うんうん。すごいわかる。
僕はちょくちょくこんなレビューなんてのをやっているけれど、
このオススメっていうのが結構怪しい。特に新譜。
今は、のめりこんで勧めるけれど、多分一年後、早ければ来月には聞いてるかどうかも怪しい。
そりゃあ、そのなかで聞き続けるものもあるけれど、
その場の雰囲気を評価にたんと盛り込んでいるもの、ってのはどうも
あとでとても評価が不確定なものになってゆくのです。

だから、新譜のレビューっていうのが一番難しい。
その場の空気、を含んでしまっているからそのものに対する
自分の主観をそのまま反映できない。

そういうのができているほかの人というのは、
多くのそういったものを聞いてきたので自分の確固たる評価基準が出来ているか、
またはそういう空気に惑わされない真意を見抜く鋭さを持っているんじゃないかと思う。
そういう人がうらやましい。

僕は、結局人に勧められても、一定時間寝かせて、味わって、じゃないと
真意がわからんのですよね。
なんか漬物大好き人間みたいだな。
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